これはどうだ!のおすすめ狛犬
No.4〜 2006.1 |
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狛犬は神社の守護獣です、社殿を背にして休むことなく参道に目を向けています。
これは当たり前の事だと思っていましたが、何事にも例外というものがあるようです。 ここ星宮神社の境内脇にある小さな社の前にヘンテコな狛犬がいます。 建立は大正12年1月で、古口新松・七十七歳記念・七十六歳之作と銘があります。 どうやら石工さんが自分で彫って奉納したようです。 わが家の老犬も良くこんな格好で寝そべっていますが、神域を守る姿勢としては、緊張感のない格好です。顔は参道に向けていますが、前足に顎をのせて寝ているように見えます。 背中の丁髷みたいなものはどうやら尾のようです。 今はあまり見なくなりましたが、一時期タレパンダというのが流行っていろいろなグッズを良く見かけました。そんなタレパンダのような狛犬です。 (写真・文 山田敏春) |