これはどうだ!のおすすめ狛犬
No.67〜 2011.4 |
縁日の狛犬
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古河の長谷寺は明応年間(1492〜1500)初代古河公方成氏が、鎌倉の長谷寺から勧請したもので木造十一面観世音菩薩を本尊とし、通称長谷観音と呼ばれた。
その後、子の権現(現・飯能市大字南461)を勧請して境内に祀る。 子の権現は足腰守護の神仏で、同じ十一面観世音菩薩を祀る。 だが明治の廃物毀釈で長谷寺は廃寺、子の権現だけが長谷組屋敷に居住する元足軽岡田鉄之進以下37名が連名で現在地に移し管理、子の神社と改称した。 子の神社の明治期のいきさつを考えると、長谷町の足軽連中がその昔勧請を欲し、信仰していたものなのでしょう。
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