残念ながら造られた年代や奉納者については不明。
だが神社には、明治時代に狛犬を彫った石工が乞食の姿で参拝客の評判を盗み聞きしていたという話が伝わっている。何とか手がかりはないかと獅子山の後方を見ると穴があり、奥に銘板が埋め込まれていて字も幾つか見えるが下が埋もれていて読み切れない。
「奉納」「□輪」「三河」の字がかろうじて見える。
資料には「石獅子一対 五ヶ所氏子中奉納 南千住・北千住・三河島・町屋・三ノ輪」とだけあり奉納年についての記述はない。
しかし地名から大まかではあるが年代の推定は出来る。
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