東金の神使達<下> |
八坂神社の狛牛
地元の人から天王様の愛称で親しまれている八坂神社には、本殿前に文化4年(1807)、 |
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共に背中に刻字があり、寛保の狛牛は東金市有形文化財。 天満宮で良く出会う 「なで牛 」は脚を折り曲げ寝そべっているが、この二対は阿吽型で体を真っ直ぐ伸ばし、四本の短い脚で立っている。 二対ともほぼ同じ体形だが、顔は対照的で文化の狛牛は面長の 「醤油顔 」、寛保のものは彫りが深い 「ソース顔 」だ。 木枠に囲われているため細部の観察が難しい。 |
鹿渡(かのと)神社の狛鹿
東金市には鹿渡神社(祭神は武甕槌命)が三社あり、すべての神社で狛鹿を確認した。 |
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(1)〈東金市田中〉寛政7年(1795)建立。(写真上) 四脚立ちで雄雌の印がある。阿吽型。 (2)〈東金市台方〉背中に安永癸巳年の刻字があるが、状態から見て近作と思われる。 (3)〈東金市福俵〉文化8年(1811)建立。 竹下克美 2005年47号 |