羊-4 その他の羊
願生寺 延命地蔵堂前
境内の延命地蔵堂前に一対の羊像がある。
この像は、戦前、中国から渡来したものとのことだが、置かれている地蔵堂と特別な由縁はない。

東京都港区高輪2-17

五島美術館 見晴台庭園多宝塔前

東京都世田谷区上野毛3-9-25

法輪寺 虚空蔵菩薩の「お使い」は羊
法輪寺の本尊は、虚空蔵菩薩である。
虚空蔵菩薩は、虚空のように無限の知恵や功徳を持つ菩薩で、知恵・福徳・学徳・技芸上達のご利益があるとされる。
「羊が虚空蔵菩薩のお使いである」として、境内に羊の像が置かれている。
法輪寺の説明によると、その旨が経典の中に書かれているという。
(境内・羊像は一体のみ)

京都市西京区嵐山虚空蔵山町68 

羊神社

当社は、延喜式神名帳に尾張の国山田郡「羊神社」と記され、本国帳に従三位「羊天神」と載る、古社。



奈良時代、多胡郡(現在の群馬県内にあった郡)の領主、羊太夫が、奈良の都に上洛する折には必ず立ち寄ったとされる当地に火の神「火乃迦具土神」を祀った。その社が「羊神社」と呼ばれるようになったと伝わる。また、神社の鎮座地である「辻村」(現辻町)は、昔、羊神社の羊に因んで火辻(ひつじ)村と呼ばれていたが、後に、火(ひ)の字を嫌ってこれを除き、「辻村」とされたという。


羊の親子像

手水鉢の羊の水口

羊の親子像が一基奉納されている。


名古屋市北区辻町五丁目26番地
名古屋鉄道・名古屋市営地下鉄「上飯田駅」から徒歩約8分

野仏庵

野仏庵(のぼとけあん)は詩仙堂の斜め先にあり、古美術愛好家で知られる上田堪庵氏創立の庵。
庭園には西園寺公望や上田秋成ゆかりの茶室などが五席もあり、
茶室を結ぶ小道には数多くの石仏や石塔などが配されている。




庵入り口の長屋門の前に一対の羊像がある。
庵主の雅趣を表しているものと思える。
なお、門は西園寺公が新選組に追われて隠棲した寓居にあった門を移築したもの。


京都市左京区一乗寺葉山町15