猪〜イノシシ(1) 摩利支天(マリシテン)の猪 |
摩利支天像は、三面六臂で、走駆する(七頭の)猪に乗っているとされるものが多い。
ここから、猪が神使とされた。 |
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久遠院日親上人の開基、現在は日蓮宗一致派大本山。
本阿弥家の菩提寺で、光悦作といわれる「巴の庭」が有名。 茶道家元の裏千家の今日庵や表千家の不審庵に隣接している。 境内の麻利支尊天堂に麻利支天の神使の猪像がある。 明治30年(1897) 京都市上京区小川通寺之内上ル本法寺前町617 |
建仁寺 禅居庵・摩利支尊天堂 入口 |
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拝殿前
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開山清拙正澄禅師(元の禅僧)は、1326年(嘉暦元)北条高時の詔で、中国から日本へ渡るに際に、清浄の泥土で「摩利支天像」を作り袈裟に包んで持ってきて、これを当地に祀った。
建立は1333年(元弘3)年。 禅居庵の摩利支天はお堂の周りを回りながら願をかけると必ずかなうといわれ、特に開運、七難除けに霊験があるとされる。 この堂(庵)には、上記拝殿前を含め、神使としての猪像が4対ある。 |
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参道途中 昭和2年2月(1927)
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横参道
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入口
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京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町146
市バス:四条京阪前下車 |
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南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山。
1291年(正応4)に亀山上皇の離宮を寺にしたのが創起。 創建時の伽藍などは焼失し、桃山時代のものが残る。 また、藤堂高虎が1628年(寛永5)に建てた三門は、歌舞伎「楼門五三桐」の中で石川五右衛門が楼上で「絶景かな、絶景かな」と見得を切る場面で有名になった。 南禅寺の聴松院は「大聖摩利支尊天」を祀る。 猪の像が対でおかれている。 京都市左京区南禅寺福地町 |