猪〜イノシシ(2) 和気清麻呂の猪 |
清麻呂は、道鏡の追っ手に足の筋を切られたが、突如現れた三百頭の猪に助けられた。
この故事に因んで猪が神使とされた。 |
宇佐神宮〜弓削道鏡の神託事件
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和気清麻呂と和気広虫姫命(清麻呂の姉)を祀る。
霊猪(神使)として、一対の猪像が拝殿の前にある。 和気清麻呂とこの神社の猪は旧拾圓札になって、「いのしし」とよばれた。(下欄参照) 本殿前の招魂木(オガタマノキ)の根本に、願かけ猪の石像が有り、 「座立亥串」と呼ばれる願かけの串がたくさん刺し立ててある。 多種多様の「いのしし像(グッズ)」のコレクションがある。 (参考〜境内のイノシシ類) 明治23年12月建之 京都市上京区烏丸通下長者町下ル桜鶴円町 |
拝殿 |
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拝殿前の白猪像 平成7年(1995)
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和気清麻呂や姉の和気広虫姫命など和気氏一族の九祭神を祀る。
和気神社は明治42年付近の小祠を合祀し、大正3年、社名を猿目神社から和気神社に改称した。 京都の護王神社の猪像は明治23年奉納だが、和気清麻呂の生まれ故郷の、この神社の猪像は平成に入ってからのもので新しい。 |
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随神門 |
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随神門前の猪像 平成3年(1991)3月
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岡山県和気郡和気町藤野1130
JR山陽本線和気駅下車歩4km(車6分) |
参道階段上に置かれた一対の猪(拝殿側からの撮影) |
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和気清麿公創祀にかかる全国唯一の神社で、清麿の足が治ったことから、足の神様で知られる。
清麿が猪に助けられたことに因んで、神使の猪像一対が奉納されている。 弓削道鏡の怒りをかって大隅国(九州)へ追放された和気清麿は、追っ手に足の筋を切られたが、多数の猪に助けられて、再度、宇佐神宮へ詣でることができた。 神宮の神告にしたがって、現在の小倉区足立山の麓の石川村(湯川町)の霊泉に入ると足はたちどころに治った。(このことから、足立つ=足立の名の起こりとされた) 清麿は数日後、山上(足立山)へ登り、造化三神(北辰尊妙見菩薩)に皇統安泰を祈った。 これが社の創祀とされる。宝亀元(770)年。 平成7年亥年1月吉日 福岡県北九州市小倉北区妙見町17-2 |
明治32年(1899)に発行された旧拾圓札(日本銀行券・兌換券)には
「和気清麻呂」・「護王神社」・「猪」が入っている。 この紙幣は「いのしし」とよばれた。 |
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