猪〜イノシシ(5) 武蔵御嶽神社の「皇御孫命社」前の猪 |
関東地方では、社前に対で置かれた猪像はきわめて珍しい。
武蔵御嶽神社の皇御孫命社の前に一対あるが、この猪像は 神使とするには、祭神との間に特別な由縁が見当たらない。 |
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武蔵御嶽神社の拝殿右の玉垣内にある「皇御孫命(スメミマノミコト)の社(ヤシロ)」には
瓊々杵尊(ニニギノミコト=天照大神の孫=皇祖)が祀られている。 この社の前に、一見なんの脈絡もなく、唐突な感じで猪像がある。 猪像は対にはなっているが、神使とするには祭神との間に特別な由縁が見当たらない。 社(ヤシロ)の守護か祈願の像といえよう。 |
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右の猪像の乗っている台石には |
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現在置かれている像は、元の江戸時代の猪像が平成8年の台風で大破してしまったので
平成11年(1999)に復元されたものだとのことである。 元の像は、置かれた当初は、当然左右とも同じ造りの猪像だったと思われる。 しかし、現在置かれている像は左右で造りが異なり、特に左像は豚風になっている。 関東では、猪像はきわめて珍しい。 |
このイノシシ像については、狛犬ネットの「全国狛犬情報投稿板」で熱い議論が交わされた。(2006.11) |
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狛犬ネット内「武蔵御獄神社の豚コマ?」を参照下さい。 |
おまけ 平成19年が亥年と言うこともあり、豚と猪の違いのため(?)にも… 知っているようで、知らない…これがイノシシです。 |
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写真提供:深尾恵一氏 撮影:2006/11/8 青森県東津軽郡今別町 |