蛙〜カエル 「神使の蛙像…7社」 |
以下に紹介する社には、神使として蛙像が置かれている。その由縁は各社で異なる。 |
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姥宮神社の「姥」は「トメ」と読んで、「とめみや神社」という。 「姥」は「ウバ」とも読むので「うばみやさま」ともよばれる。 この神社の祭神は、日本書紀では石凝姥命(イシコリドメノミコト)と書くので、ここから「姥宮」神社とされた。 石凝姥とは、石の鋳型を使って鏡を鋳造する老女の意だが、天照大神が天の岩屋戸に隠れたとき、外へ迎え出すのに用いた「八咫(ヤタ)の鏡」(大鏡)を造ったのがこの命である。 |
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さて、久保田さんの「狛犬探訪」によると「この地方では、蛙のでかいのをオオトメヒキという。いわばヒキガエルのことである。トメミヤとトメヒキとの語呂合わせで蛙が奉納された」とある。
すなわち、この神社のヒキ(ガマ)ガエル=蟇蛙は語呂合わせで、この神社の神使とも呼ばれる身分になったわけである。 蛙像は重量感があり、迫力がある。 伊勢神宮式年遷宮記念 秩父鉄道波久礼駅から徒歩、日本水(ヤマトミズ)・釜伏峠方面へ40分 風布(フウブ)の日本(ヤマト)の里入り口 |
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滋賀県大津市の日吉大社から平安時代に分社されたと伝わる。 昭和47年頃まで境内にあった瓢箪池に多数の蝦蟇が生息していたので、毎年4月に行われる例大祭は「がえろ祭り」と親しみをこめて呼ばれていた。 このことから社前の参道に蟇蛙の像が神使として奉納された。 昭和14年(1939) 岐阜県各務原市那加 |