亀〜カメ(1) 妙見菩薩、妙見(北辰)信仰の亀 |
北極星や北斗七星を神格化した密教の仏、妙見菩薩の神使は、
北の守護神の玄武(亀と蛇の合体)とされ、亀とされた。 |
妙見(北辰)信仰と亀
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拝殿前の亀 |
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この社は千葉一族の相馬氏時代の創建とされ、本殿に天御中主命、本尊に妙見菩薩を祀っている。
千葉・相馬氏は、北辰信仰から妙見菩薩を守護神として、領地内の城などに必ず祀っていたとされる。 また、近くの田から妙見菩薩像が出て、これをここに祀ったという説もある。 「妙見宮」と呼ばれていたが、明治41年に他の神社とも合祀されて、北星神社と改められた。 妙見菩薩の神使として、亀が置かれている。 千葉県我孫子市台田4-11 |
右は亀が、左は奇怪な蛇が、「灯かご」を載せている 大正9(1920)年奉納 |
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この社は日本武尊が東征の途次立ち寄り戦勝を祈願し、平将門も崇敬し、相馬一族も守護神としたと伝えられる古社である。 祭神は、天御中主命(アメノミナカヌシノミコト)他であり、古くは妙見社と呼ばれていたが、明治元年に北星社になり、明治13年に柴崎神社となった。 妙見(北辰)信仰に基づく「妙見社」だったことから、妙見菩薩の神使である亀像が置かれているが、対になった像はない。 足をしっかり突っ張って、首の長い亀ばかりが置かれているが、これらは「亀」というより、より「玄武」を意識して造られている。 |
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千葉県安孫子市柴崎737番
JR常磐線北柏駅下車 |