〜リュウ (5) 豊泉寺(フセンジ)の龍
「松龍山」という寺号の「龍」に因んで、拝殿の前に一対の龍像が置かれた。
  
松龍山豊泉寺(ショウリュウザン フセンジ)
この寺は曹洞宗(禅宗)の寺院で、本尊に虚空蔵(コクウゾウ)菩薩を安置している。
創建は戦国時代、1532(天文元)年と伝えられている。
寺号の「松龍山」のいわれは、「境内の裏一帯が樹齢数百年の古松で龍のような形を
していることから「松龍山」と唱えることになった」と、される。

平成に入って、この寺号の龍に因んで、拝殿前に一対の龍像が置かれた。
龍像は左右ほぼ同形で、どこか中国風の趣にみえる。この寺独自の神使である。

埼玉県入間市中神681
西武池袋線仏子(ブシ)駅歩40分