猿〜サル(5) 山脇神社(山王神社)の猿 |
山脇神社の祭神は大山津美之神(オオヤマツミノカミ)で、「山の神」とも呼ばれる。 神社は「山王神社」「山王さん」とも称される。 棟札には 、享保13(1728)年の墨痕が残る、こじんまりとした社である。 かつてこの山一帯で、深夜、山火事が発生した際、数百匹もの山猿が社を取り囲んで泣き叫び、里人に危急をしらせ集落への延焼を救った。 祭神大山津美之神(山の神=山王)の神使は猿とされる。 神使の猿に集落は救われた。
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神使の猿像 (上体をひねって正面を向く)大きな桃に腰掛けて
左像は御幣を持ち 右像は鈴と扇子を持つ〜軽妙な像 この地では 、大山祇神(オオヤマズミノカミ)は「山の神=山王」であることから、日吉大社の祭神、大山咋神(オオヤマクイノカミ)と同様に 、その神使はサルとされたものと思われる。 広島県尾道市東久保 |