〜ハト  八幡神社(応神天皇)の鳩
「応神天皇の神霊が金色の鳩に変じた」
「宇佐八幡から岩清水八幡に分霊する際
に金鳩が出現した」
といった伝説から、鳩が神使とされたと思われる。
八幡神社について
全国で4万を越える八幡神社の総本宮は、宇佐神宮(宇佐八幡)(大分県宇佐市大字南宇佐字亀山)である。→ 八幡神社について、詳しくはこちら

「鳩」は八幡神社の神使
宇佐八幡神である応神天皇の神霊は、山頂の巨石から「金色の鷹」となって出現し、鍛冶の翁、三歳の童子へと変わり、後に「金鳩」に変じたとされる。
また、宇佐八幡から岩清水八幡に分霊する際や、源氏が祈願した際に金鳩が現れたとされる。
このような伝承から鳩が神使とされたと思われるが、漠然としていてはっきりわからない。

神社の扁額や建物の彫刻、屋根飾りなどにも鳩の姿が入れられている。
しかし、全国に数万の八幡神社があるのに、神使である鳩像のある神社が他の神使に比べて極端に少ないのも特徴である。
(これは、他の神使と異なって、境内などで日頃身近に鳩を見ることが出来るからではないかと思うが…)
  
小川町大塚  八幡神社
  
拝殿前の高い石柱の上にある。

建立;昭和2年(1927)10月
石 工:曽根多志三  奉 納:氏子中  

埼玉県比企郡小川町大塚
東武東上線 JR八高線小川町駅徒歩20分

三宅八幡宮
  
推古天皇の頃、小野妹子が遣隋使の命を受けて筑紫(九州)に到った時、
病にかかったが宇佐八幡宮に祈願すると治った。
隋に渡ってからも、八幡神に祈願したお陰で種々の危難を免れることが出来た。
帰朝後、報恩のためこの地に宇佐八幡紳を勧請したのが今日の「三宅八幡宮」。

建立年:不明  奉 納:信鳩組

京都市左京区上高野三宅町22
叡山電鉄鞍馬線「八幡前駅」歩5分