兎 〜ウサギ(5) 高木神社の兎 |
福岡県田川郡添田町には高木(たかき)神社が三社あるが、その内の二社に三体の兎像が奉納されている。 残念ながら、兎との由縁はわからない。 添田町史第2章の各神社の詳細を記した項でも、「うさぎの狛犬はめずらしい」と記されているのみである。 一般に兎は子孫繁栄、長寿、五穀豊穣などを象徴する縁起のよい動物とされている。 |
高木神社は、英彦山をご神体山・修験道場とする彦山神宮の開基第四世羅運上人の創設した大行事社を楚とする。
万物生成の神である高皇産霊神(たかみむすびのかみ)を主祭神とする。 下津野と上津野の高木神社にウサギ像が奉納されている。 |
一の鳥居の左右に大きくて立派なウサギ像が置かれている。 左右は対ではなく、単体で別年に別人による奉納。 |
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左側の像
奉献 御大禮記念(昭和3年〜1928〜11月の昭和天皇即位大礼) 奉納者・奉献年は読み取れない。 |
右側の像
奉献 昭和9年(1934)11月3日 奉献者:世取鶴松以下世取姓の4人 |
福岡県田川郡添田町津野6717(下津野) JR日田彦山線「添田」駅下車 |
九月に「卯の日」が行われる。単体のウサギ像がある。 | |
奉献 昭和29年11月、■■六十周年記念(還暦?) 園田康種 園田シゲル |
ウサギの尻に奉納年と奉納者名などが彫られているが 定かに読めない。 |
福岡県田川郡添田町津野字元宮(上津野)
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