牛〜ウシ(2) 菅原道真の牛 - 1 |
道真の誕生日、死去日が丑(うし)の日だった。
また、墓所は遺言で牛車の止まった所に定められた。 菅原道真の神使は「牛」。 天満宮、天神さまには撫で牛や彫像の牛も多い。 |
菅原道真と牛
下記のようなさまざまな言い伝えがあり、これらの伝承から、「牛」が神使とされた。 a)道真公の誕生日・承和12年6月25日(845年)や、死去日・延喜3年2月25日(903年)が 丑の日だった。 b)道真公が大宰府に落ちてゆく途中で命を狙われた時、白牛に助けられた。 c)「車を牛に引かせて、牛の行くままに任せ、牛の止まった所に葬ってくれ」との道真公の遺言 に従って墓所(大宰府天満宮)は定められた。 菅原道真について
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道真の怨霊を鎮めるために建てられた宮である。
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牛像は参道の左右に並ぶが、対の牛像は一対だけで、これも「撫で牛」ともいえる。
いずれの牛像も拝殿に向けて置かれていて、腹這い状態で立ち上がる気配はない。 建立データ;未調査 |
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京都市上京区馬喰町
京都市バス・北野天満宮前 |