落語も出来る小松石鑑定
  
      〜「狛犬の杜」1998年6号より
今月の例会では、大阪の名工「丹波佐吉」の狛犬を紹介します。
2月に奈良に行き7対ほど見てきた。
晩年発狂し、行方知れずになった佐吉。
「石工のゴッホ」と私は呼ぶことにした。
果たして狛犬の方も炎のように凄いのか? 乞う、ご期待!!
ホントに紹介したかったのは、小松石のふるさと真鶴!
あゆはさんと見てきた。
1600年代の狛犬を2対!神奈川で1番と3番目の狛犬を発見したんだも〜ん!
でもそれより、ついに小松石が、識別できるようになったコトの方がうれしい。
長年、関東で見かける赤っぽい石、実は「新小松石」だと分かった。
もうひとつが「本小松石」!
これが、良くみる「小松」って石だね。
ほぼ小松なら90%は当てられる。
今は神社に行くと「これが新小松でこっちが、本小松!」と分類しながら歩いてる。
私のコトを『落語も出来る小松石鑑定人
と呼んで欲しい!
帰りには、本小松と新小松を海岸で拾って帰路に着いた。
ホント楽しい1日でした。


なお、真鶴へ行ったら駅前の喫茶店に寄ると良い。
なんにもない駅前なので直ぐ分かる。
ここのマスタ−、料理はともかく、石はムチャンコ詳しい。
その上シンセツ!
しかもこの雑居ビルに石材協会もある。
しかもマスタ−は、協会の鍵まで持ってる。
もう行くしかない。
写真は素鵞神社(湯河原町吉浜)寛文10年の狛犬